続きを読みますか?
レベル設定――レベル1――
シナリオ名前――リザードマンと少女1――
プレイヤーキャラクター(ドラ・ドラグーン、ヤベリー、レオン、ロゼ)ロードします…
………
……
…
データ読み込み完了……ゲームスタート
-Welcome to Fambul Quest World!-
私はこの大陸、アプサラス大陸の北エリアに存在する山脈で行商人を襲う鱗に包まれた盗賊の一味を討伐せよという依頼を受けて山道を歩いている。襲われた行商人は既に二十人以上、襲われた行商人にはモンスターと言う。邪悪なる神であるガープにより生み出されたという魔物の事である。この国で冒険者という名の便利屋を名乗るには戦闘技術等は必須であり、私には短剣術と投擲術という立派な戦闘技術を心得ており、私は今回酒場から斡旋してもらったこの仕事をよろこんで引き受けた。私は人間ではななく人間とエルフの間に生まれたハーフエルフという種族であり、山を登るなどの持久力に関する部分は人間に勝る。これらの種族により身体的能力がさらにこの仕事を達成の成功を私に確信させる要因の一つである。私は同じ種族である者達を酒場で呼びかけ同行してもらった。剣を好んで使うレオン、弓を使う狩人のヤベリー、回復魔法に長けたロゼ、のべ三人の心強い同族の仲間達が一番の成功を確信させる要因である。
「レオン!剣の手入れはできているか?」
「当然だ」
「ヤベリー、弓の状態を確認しておけ、稀に弓が折れる事だってあるからな」
「敬語を使え、初対面の人間に無礼な言葉を使うな、弓は大丈夫だ」
「ロゼ…特に確認事項は無いな……」
「ドラさん、言う事無いなら喋らないでくださらないな。あとその赤い眼をあまり見せないで下さらない?」
「…すまない」
私は今回始めて会った他の冒険者一同達と下らない雑談をしながらマスターにより手渡された地図を見ながら盗賊の出現地帯に向かった。旅路地の途中、我々は前方に恐らく行商人が使っていたと思われる行商人の荷馬車の残骸を見つけた。荷馬車は布を木で作られており荷馬車の車の部分には鋭い何かが斬られたかのように二つに割れている。我々はレオンの意見により、荷馬車の中に積まれている使えそうな獲物を探した。しかしこの行商人の品物は剣と槍で全ての刃の部分が壊れており武器としてではなく、ただの棒切れ同然となっており使える獲物は無かった、唯一分かったのは盗賊は鋭い何かを使っているという事しか分からない。我々が荷馬車を調べた後、一息休憩している最中に甲高い獣のような声が聞こえた。
「キャーァァァォ……」
我々は聞き慣れない声の主を探すために我々は先を進んだ、途中盗賊に襲われぬように周囲に注意を払い山を登り、とうとう日が紅く染まる頃には山の坂が緩くなりほぼ平地と化した。道を多少それるが巨木があり、我々は巨木に近づいた。私は一息いれようと木陰に座り休もうとしようとした矢先、一番足の長いヤベリーが突然私の腹を蹴り上げ「危ない!」と叫んだ、その力で私は右に三メートル以上も吹き飛ばされてしまった。私は休息を邪魔された事に腹が立ち、ヤベリーを怒鳴りつけようとして、ヤベリーを見たら私は驚いた。私がいた位置には、トカゲの様な顔をした、全身に青緑色に光る鱗で包まれた人間がいた。そのトカゲ人間、否、私が昔モンスターについて文献で得た知識によるとこの人間は通称リザードマンと呼ばれ、湿地帯に生息している亜人だそうだ。その多くは左利きで相手の心臓に直接攻撃を本能で行うとされている。そのリザードマンは今、地面に自分の獲物を刺している。この状況から察するに私はこのリザードマンに真上から狙われており、それに気づいた狩人のヤベリーは私を最も確実で早い手段でその危険を回避する方法が私を蹴り真上からの攻撃を回避させたのだろう、私は彼に怒りを表すどころか感謝しなければならない様だ、盗賊であるにもかからわずこれは私の失態である。
私と司祭のロゼと狩人のヤベリーはこのリザードマンが動けないうちに後ろに下がり陣形を組みリザードマンを待ち構えていたところ、攻撃的な性格が災いしレオンが我先にと攻撃し一閃、見事リザードマンの首が落ち青色の血が飛び出した。我々が唖然としている様子を見たレオンが笑い、リザードマンの亡骸を背にして笑いながらこちらに歩み寄ってきたのだが、巨木の上から新手が飛び降りてきた。ヤベリーは危険を察知しレオンに忠告をしようとしたのがが間に合わず、二匹のリザードマンによる白と黒、二つの閃光がレオンの両足を無残にも切り落とした。
「今なら、いやしばらくなら大丈夫かな………?」
「ロゼ、どういう事だ?」
「私の回復魔法なら例え体が切り落とされても、対象の心臓と頭と心が生きてさえいれば元に戻せるの。」
「つまり、今すぐトカゲ男を倒せばレオンは五体満足で助かるのだな?」
「うん…… 多分ね……」
ロゼは自身が無いようだが、可能性があるらしい。
「よろしい、ならば戦闘だ!」
私が前線に立ち、後ろにロゼとヤベリーを後衛に立たせ陣を組む。この陣形なら私の後ろからヤベリーが弓で私を援護攻撃をし、傷ついてもロゼが私の傷を癒してくれる、私は両手に短刀を持ち二人のリザードマンに向かう。私の目の前には両足を失い倒れているレオンと右手に白の剣を持つリザードマン、左手に黒の剣を持つリザードマンと巨木は夕陽で赤々と真っ赤に染まっている。言い忘れたのだがヤベリーが伝えてくれたのだが彼奴らはリザードマンの中でも小さく、リザードマンの子供ではないかと伝えていてくれた。
私は右手の短刀で黒の剣のリザードマンの足の根元を押し刺すように突く、これは人間同士のナイフを使う戦闘にでも言える事なのだが、足の根元を狙う理由は単純に攻撃が当てやすいからだ。頭や心臓をナイフで狙う場合必然的にこちらの腕を長く突き伸ばす必要があり、しかも狙える面積が狭いのだ、この様な状況だと、どんなに訓練しても一秒以上のタイムラグが発生してしまう、一秒という時間はわりと長く一秒も有れば一歩引き下がるだけでナイフのようなリーチの短い武器は避けられる上に逆に相手を頭や首下に攻撃する事ができてしまう、故に足の根元を狙う事でより早く攻撃があてられ、相手が横に避けようとしてもナイフの先端を相手の進行方向に向きなおす事で体制を崩す事無く攻撃ができる、少なくとも私はこう考えており間違ってはいないと思う。尚、私の突きは運良く相手の左胸に突き刺さり、ナイフを抜いた、その瞬間、黒の剣のリザードマンの傷跡から青い血が噴出した。
しかし、私は黒い剣のリザードマンに気を取られすぎて白の剣のリザードマンの存在を忘れていた。白の剣のリザードマンは後ろから私の背中を斬った、幸い身に付けていた鎖帷子(くさりかたびら)を装着していたので、私が個人的に気に入ってたローブが切れただけの結果に終わった、後で買いなおさなければ! 私は後ろを振り向いた瞬間、白い剣を持ったリザードマンは私に覆いかぶさるように倒れた、私はリザードマンの体を振り払い彼奴の体を見ると頭部に数本の矢が刺さっていた、リザードマンの顔は呆けたように口を浅く開き下品に青黒い舌を伸ばしていた、この攻撃はヤベリーの的確な攻撃によるものだ。
私はレオンの倒れている辺りを見渡し斬られたレオンの足を探し両方見つける事ができたので、傷口を元に斬られた足をヤベリーと共に足をくっ付けて、ロゼによる回復魔法の詠唱が始まった。
「光の五大神の一角であり、自然と農業の女神、結婚の守護者でおられる大地母神マーファよ、
この哀れなる一人の民の傷を癒し給わん事を……」
ロゼはレオンの腹を手に当て、彼女が信仰しているマーファに祈る、そしてレオンの傷口が光、傷が治っていく。
「しかし便利だな、この魔法技術私も覚えてみたいものだ」
私はこの治療魔法という技術に非常に感動を覚えて是非とも私が使えたらなと願う、もし私に彼女のような技術を手に入れたら多くの機会に役に立つ事は間違いないだろう。
「無理よ、この魔法技術は一般には神聖、奇跡魔法と呼ばれていて今は肉体を失われた神様に祈りを捧げて自身を通じて奇跡を行使してもらう技術なのよ、あなたみたいに流れ者の冒険者にはまず無理な話ね」
ロゼは私を笑うかのように説明する、残念だが奇跡魔法とやらの事は諦めるとする、しかしレオンはまるで何事か無かったかの様に元気に走り回っている、そして早速レオンはリザードマンの亡骸を調べてリザードマンが持っていた白の剣、黒の剣、鉄の剣を奪い、ヤベリーは手馴れた手つきでリザードマンの皮を素早く剥ぎ手持ちの死肉喰い蟲の卵を死骸にかけた、死肉喰い蟲の卵から幼虫が孵ると蟲は死肉を数日で繁殖し死肉を食らい尽くす、魔法技術により創られた人口の虫である、主に生き物の骨の標本に使われるものだが狩人であるヤベリーは死肉を腐らせて後から来る者達へ迷惑を最低限かけないようにする処置をしているのだろう、こうして皆が自分のやる事をしている最中私は周りを見渡す事にした。
既に日は沈み月の光が山の頂を照らしている、耳を澄ませば梟の鳴き声が聞こえ、虫の鳴き声が聞こえる、今日はこれまでにして、明日下山しよう、私は今日は野営をして野宿するように提案をしたがしかし、ヤベリーが
「ドラグーン殿、我々は人間の血は多少混ざっているが、我々は人間のように定期的な睡眠は必要としない、それに夜目は人間の数倍利いている、人間の下に育っていたらしいが何時までも人間と同じような生活をする事は無いだろう、今晩は寝ずに明日倍眠れば良い、依頼の盗賊討伐は達成したが行商人の証言の少女について気がかりだ、我々はそれを調べるべきだろう、いるか分からんが、もしいるとしたら報酬が上乗せされるぞ」
ヤベリーの煽る通り不本意だが私はそれに従う事になり、少女を捜索する事にした、依頼してきた行商人が盗賊から逃亡している最中、鱗に包まれた人間、リザードマンの事だろうがそつらの群れの中に少女がまぎれていたと証言をしていた、もっぱら前を通った行商人の娘なのだろう行商人はその少女が気がかりなので発見の際には討伐成功報酬の二倍の報酬を上乗せすると保障しているので我々はこの夜更けの山の頂である平地を捜索する事になった。暫くするとロゼが岩場の向こうから昼の時に聞こえた甲高い獣の様な声と同じ者が聞こえたと言っている、我々は岩場を捜索していると岩場の奥には川が流れており、その川上にはヤベリーによると沸き水が沸いているそうだ。
レオンは突然川下に何かがあるから川を下ると叫び、全力疾走でその場を去りヤベリーがレオンを静止すべきレオンを追いかけその場を離れてしまった、本来なら私もロゼもレオンとヤベリーを追うべきなのだろうが正直私は川を上り湧き水のある場所に向かうとした、ロゼは一人にするわけにもいかないので半ば強制的に彼女を私と同行させた、彼女は岩場の移動が多少苦手なようで足をぎこちなく動かしている、それを見かねた私は彼女を抱きかかえ岩場を登った、彼女は抱きかかえたときは多少暴れていたが暫くすると諦めたようで暴れるのを辞めた。
さて、岩場を登り湧き水の場所を見つけたので彼女を降ろし、湧き水が湧いている場所を探したのだが、探している最中ロゼは私の肩を叩き指を指した、指の先には四つん這いでしゃがみ込み水を舐めるように飲んでいる生まれた時と同じ姿をしている少女がいた、依頼で言われていた少女とはこの子の事なのだろうか?そんな事を考えているうちにロゼは不用意にも少女に近づいた。少女は顔を上げてロゼの顔を見つめる。
「あなた迷子?どうしたの?悪い人にお洋服盗られたの?」
ロゼはただ純粋に少女の事を心配して言っているのだろうが、少女には明らかに通じていない。それどころか少女は全身を弾く様に体を起き上がらせ川下に向かい岩と岩の間と跳ぶ様に走り去った、その姿はどことなくおびえている様子だった。私はロゼを抱きかかえ少女を追う事にした、折角の賞金首なのやも知れない獲物をやすやすと逃がすほど私は人、否ハーフエルフができていないのでね、少女が怯えていようがどうでも良い事なのである。数十分ほど彼女を追い続けると先ほど別れたヤベリーとレオンがいた、先ほどレオンがヤベリーに説教を食らっている最中に少女がレオンの頭を足場代わりに踏まれ川下から我々がリザードマンと戦った巨木の方角に向かって逃げたと言う、それを聞いた未だに私に抱き上げられているロゼが笑い始めた、うるさくかったので私は彼女を降ろして私達は巨木の方角へと向かった。
少女は巨木に背中を預けて、我々を睨み付けている、彼女は再び四つんばいになり、
「キャオギャギャギャ!カオギャァ……!」
我々が山を登っている最中に聞こえていた甲高い獣の声と全く同じの声だった、どうやら彼女が獣の声の主のようだ。理由は知らないが彼女の行動そのものは獣その物であり、会話をする事は意味が無いようだ。ヤベリーとレオンは抜き足、先足、忍び足……と言った具合で彼女にゆっくりと近づく、少女はその様子を怯えながらだまって見ている。そしれレオンが後一歩で少女を捕まえる事ができる距離に達した時、少女は突如雄たけびを上げた。その雄叫びは只ならぬ轟音で我々は思わず耳を塞いでしまうほどだ、とても少女が発した声だとは到底思えない! 彼女の姿は見る見る変貌し、少女の幼い顔からつま先まで、彼女の目、鼻、口ですらも緑色に黒光りする分厚い鱗で包まれ、彼女の両手には鉄をも切り裂けそうな鋭い鉤爪が光る、彼女の小さな両肩から鱗に包まれた竜を連想させる鋭く、コウモリのような翼が生えたその飛膜は今にも燃える様に赤い、彼女はその翼を使い飛び立ち、宙に浮かびながらレオンに突進して、右の鉤爪で頭を地面に押さえ込むように斬り付け体を落とし、翼を使い竜が昇るがの如く左の鉤爪でレオンの首を切り裂いた……! 辺りに赤い鮮血が飛び散り緑に覆われた地面が一瞬として血の池地獄となった。ロゼはその光景を見て絶句し、思わずレオンの名を泣き叫ぶ、例え彼女に治療魔法を使う事ができてもよほどの階級の高い司祭でも無い限り死者を蘇らせる事はできない。
少女だったモノ、空を飛ぶ獣、基、仔竜は月夜の中を飛びまわり叫ぶ。
「私が狩人としての誇りを懸けて仔竜を射止めてみせる!」
ヤベリーは弓を構え仔竜を狙い打とうと試みる、一本の閃光は月夜に弧を描くが仔竜には当たらず、空かさずヤベリーは素早く二本目、三本目、四本目の閃光を撃ち放つ、その結果、仔竜の翼に穴が開き仔竜はたまらずその場で真下に落下したが、彼女はその足で大地に立っており両腕をダラリと垂れ下げて、鱗と鱗の間から緑色の眼で我々を見ていた。この姿を見て何故か気づいたのだが、唯一人間の時の姿の面影がは口のみで、唇も鱗に覆われているもの口の中は通常のヒトと何ら変わっていない。しかし、その口ですら今は獣のように口を開き唾液を垂らしている。現在の我々の状況はヤベリーは武器を槍に持ち変える、私とヤベリーの後ろにいるロゼは明らかに顔が引きつっており、その体は恐怖に凍りついている、気を保つので限界のようだ。そして、私は唯一の武器であるナイフを右手に持ち突きの体勢で構える。
仔竜は右手を懐に添え、左肘を前方に向ける、そして仔竜の両肘から三日月のような鋭い鎌が生えた、鎌は外側に曲がっており決して自分自身を切り裂く事は無いようできている。仔竜はロゼに向かい獅子奮迅の勢いで疾風の様に走る。私とヤベリーはロゼの前に立ち二人がかりで仔竜を止める、彼女の鉤爪が私の顔に向かう、私は体を後ろに反らし回避するが肘鎌が再び私を狙う、私は右手のナイフでそれを受け止めるがナイフは衝撃に耐え切れず折れてしまった。ヤベリーは槍で仔竜の身を横に回す回転行動による肘鎌の攻撃を何とか受け流す事ができたが、鎌が槍にぶつかったその勢いでヤベリーは横に吹き飛ばされ巨木にぶつかった。。目の前には仔竜と化した少女だったモノがいる、直感で身の危険を感じた私は体を低く落とし右に飛んだ。仔竜の鉤爪は空気を切り裂いた。
その後、私は仔竜の攻撃を回避し受け流した、私は反撃の機会を見計らうが相手はその隙を許さず次々と鉤爪と肘鎌の連続攻撃が次々と私に襲いかかる、仔竜の攻撃は非常に読み易く少女だったモノの攻撃は全て私の首元、もしくは心臓を狙っておりそこを常に頭に入れておけば回避や受け流すのは容易だ。また一つ、そしてまた一つ彼女の爪と鎌が私の首や心臓に襲いかかり私はそれを受け流す。このような一進一退の攻防は五分ほど続いた。突然仔竜は動きを止め気を失い倒れた。
「仕留めたか? しかし彼女には依頼のために生きていて欲しいものだ」
ヤベリーは体に傷を負いながらも弓を持っており、倒れた仔竜の様子を調べにきてた。私はヤベリーは一体何をしたのだろうか? と思い辺りを調べると近くに槍が落ちていた。私の記憶が正しければヤベリーが巨木に叩きつけられた時にはヤベリーは槍を持ちながら飛ばされたはずである。
「ヤベリー、一体どうやってこいつを仕留めたんだ?」
「っふ簡単な事さ、私の弓で矢の代わりに比較的細身の槍を飛ばしたのだよ、思いのほか良く飛んだ」
何と言う事だ、通常の弓は並の人間が使うとしても引く力は強くても二十キロ程度の威力だろう。二十キロ程度の力では八キロ程ある槍を遠距離に飛ばすのは到底不可能だ! ヤベリーの腕力と弓の強さが気になる所だ。 ヤベリーに仔竜の状態について質問した所、ヤベリーが射出した槍は仔竜の後頭部に命中し、それが元で仔竜は気を失ったようだ。この際、槍の矛先が当たったはずなのだが仔竜の強靭な鱗により槍の刃が体を傷つける事は無かったようだ。しかし命中したのでその衝撃は直に受けた結果、仔竜は気を失ったようだ。私はヤベリーと共に仔竜の体を調べていたのだがその最中に仔竜の体を包んでいた鱗が小さくなり五分ほど放置したら仔竜が少女の姿へと戻した。その光景を見ていたロゼは気を取り戻しロゼが着用していた上着を多少大きいものの少女に着せた。
私達は適当に話し合った結果、彼女が再び目を覚ますと暴れる可能性があるので気を失っている間にロープで彼女の体を縛り、彼女が窒息しないように適当な布で猿轡(サルグツワ)を噛ませる。そして私が彼女を担ぎ下山する事にした。日は既に昇り始め朝焼けが見える、嗚呼早く依頼を済ませて宿屋に泊まり一眠りしたい!
こうして私達は彼女を起こさぬようあれから半日かけて下山し、依頼を受けた酒場の前まで戻る事に成功した。扉には「失敗は成功の糧に、ルベルファン酒場」と書かれており、扉を抜けると、十三のテーブルにそれぞれ三つの椅子がおかれており、店の奥にマスターがカウンターでグラスを拭いている。そして我々は彼女に戦利品であり証明の品である盗賊の武具と少女を渡した。私達は依頼報酬であるこの大陸通貨二千グリズを受け取った。
マスターは少女は彼の知り合いであるケリー司祭に預けると言う。彼女は一体どうなるのだろうか? さて、それより私は宿屋で一泊して早速一休みする事にしよう。我々冒険者は依頼を終えたら次の依頼のために体力を回復する必要が有る、今は昼だが今宵は良い夢を見れる事を望む、私は近くの宿屋に泊まりにいくために酒場を出た。
――ミッション成功!――
――END――
適用ルール :VIP-World TRPG 灰色のくま2ch版アレンジ
GM:◆BkwB8wD4Cg
- 2008/06/11(水) 11:36:14|
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